つばらつばら -89ページ目

ロールキャベツ

今日はやや早めに仕事を切り上げたので、いつもより時間をかけて夜ごはんをつくりました。
ひさびさに、ロールキャベツ。こつは、玉ねぎをいためるとき、ひき肉の半分をいっしょに軽く炒めること。それを冷まして、残りの半分のお肉と一緒にこねます。
半分火を通しておくことで、煮込んだときにお肉が縮んでキャベツとばらばらになることがないんだそうです。

コーヒー

コーヒーがすきです。
前は会社にもカップやら豆やらフィルターやら持ち込んで、ドリップして飲んでいたのですが、最近は忙しくてすっかりボタン一つの自動販売機のお世話になっていました。
でも今日はひさしぶりに会社でドリップ。やっぱりおいしい。
豆は酸味の少ないもの、深煎りのものが好みです。砂糖やミルクはなし。マンデリンやコロンビアスプレモなどを飲むことが多いです。
コーヒーを飲むことはもちろん、淹れることもすきだし、コーヒーカップや、おいしくて雰囲気のいい喫茶店、チョコレートやビスケットなどのコーヒーと相性のいいおやつ、などなど、コーヒーのまわりは全部好きです。
写真は愛用の鉄瓶。お家ではこれでお湯を沸かして、ゆっくりと注ぎます。コーヒー豆はボンヌママンのミルクジャムの空き瓶に入れて保存しています。

オランダのデザイン

HONIGというオランダのブイヨンを愛用しています。
プラスチックのケースもかわいいけれど、中身もひとつひとつキューブになっていて、その包装もかわいいんです。

オランダには1週間ほど行ったことがあります。車窓から見える建築物が、まる・さんかく・しかくがへんてこに組み合わさったようで、オレンジや紫、キミドリなどポップな色づかい。おもしろいなあ、と思って眺めていました。

楽しかったのが、スーパーでのお買い物。歯みがきチューブ、塩、ストライプの紙ナプキン、マッチなど、ふつうの食品や生活雑貨がどれもいいデザインで。パッケージデザインが好きな私は、海外ではスーパーや文房具店にいろいろ行きましたが、イギリスよりもフランスよりも、オランダのスーパーがいちばん楽しかったです。

もちろん、デザインのおもしろさだけじゃなく、田舎のほうの絵本みたいな美しさや、おいしい郷土料理なども含めて、オランダは大好きな国です。アムステルダムは、ひとりではすこし怖かったですが…

フェリーニ『道』

今日は池袋の新文芸座 に行ってきました。私の好きな映画のひとつ、フェリーニの『道』をやるというので。これはビデオで3回くらい観ているのですが、スクリーンでは初でしたので、たのしみにして行きました。やっぱり映画館で観るのはいいですね。何度も観たシーンなのに、響き方がちがうような気がしました。

旅芸人の野獣のような男・ザンパノに、貧しい家から売られていくちょっと頭の弱いジェルソミーナ。ザンパノに虐げられ、一度逃げ出しても連れ戻され、それでもザンパノには自分しかいない、と一緒にいることを選ぶジェルソミーナ。旅の途中、過って人を殺してしまうザンパノをみて精神的に不安定になったジェルソミーナを、わずらわしくなったザンパノは置き去りに。数年後、ある街でジェルソミーナがよくラッパで吹いていたメロディーを耳にしたザンパノは、それを口ずさんでいた女の人から、ジェルソミーナが頭がおかしくなって死んでしまった、ときかされる。ひとりぼっちになってしまったザンパノは酒をあび、海辺に泣き崩れる・・という筋です。
健気なジェルソミーナが、あのメロディーとともに思い出される、ものがなしい映画です。出てくる人がみな、人情味があって好きです。

宮沢りえ

いちばん好きな女優さんです。きれいで、かわいくって、品があって、演技力があって、ほんとに美しい。 きれいな人は、芸能人では他にもたくさんいますが、このひとは別格です。
最近はFINOや伊右衛門などのCMで見られるのでうれしいです。どちらも、彼女の魅力がすごく生かされているCMで、作った人たちに感謝…!
ちょっと前に、宮沢りえ・原田芳雄主演の「父と暮らせば」を観にいったのですが、はじめに行ったときは開演ぎりぎりで入れず、諦めて表参道に移動したら、なんと宮沢りえ本人に遭遇するといううれしい出来事がありました。もちろんすごくきれいで、細くて、おしゃれな感じで、ごく普通に歩いていました。見とれすぎてしばし呆然としてしまいました。
後日あらためて観に行った「父と暮らせば」は、映画と言うより演劇のような印象の映画でした。宮沢りえ・原田芳雄の演技が本当にすばらしく、ほとんど家でのふたりの掛け合いのシーンだったけれど、退屈しませんでした。観る前にあまり調べてなかったんですが基本的に反戦映画で、教育的な映画って共感はするものの独特のおしつけがましさが鼻について素直に観れない作品もありがちですが、これはそんなことなく、いい作品だったと思います。とにかくふたりの役者としての魅力が堪能できる、というだけでも観る価値あるんじゃないかなと思います。